以下に紹介するBのCやT館はタイヤ専門店のひとつのスタイルであり、Yゴム㈱のTタウン、Tガーデン、Gスラム、Sエ業㈱のTセレクト、Oランドも同様である。
メーカーの流通への挑戦「よし新会社設立だ」。
京橋のBの役員室で決裁がおりたのは、1993年の9月中旬のことであった。
「これからのメーカーは、良い商品をつくるということだけでなく、売る仕組みも同時につくっていかなければ、本当の意味の21世紀に勝ち残るメーカーにはなり得ない」という主張がようやく認められ、Bとして初めての流通子会社B・FVS㈱が設立されることになったのである。
しかし、この「製造小売業革命」は一朝一夕に実現したわけではない。
メーカーとして新しい流通戦略を推進し続けて10年余り、ビッグカンパニーであるBがやっと新しく流通面へのアプローチをすることになったのである。
B・FVS設立までのプロセスは、1980年の「YMCA(ヤング・マニア・クリエイティブ・アプローチ)プロジェクト」発足まで遡る。
80年代の「ニューモータリゼーション」の担い手となる若々しく積極的なカーライフスタイルをもったヤング・マニア型(Y・M)ユーザーをターゲットとしたニュープロジェクトだ。
その後、Bの「製造小売業化」は、この「YMCA戦略」の一環としてスタートした店舗展開のC、ショップディレクター制度の導入、リテール開発部の設立、タイヤ館の開発などと続き、10年余の年月を経てひとつの形を完成させた。
以下、これら流通政策ひとつひとつの取り組みに私が関わったことを中心に、時系列で見ていくことにしよう。
変革への第1歩「YMCAプロジェクト」メーカーは小売業を知らなければ生き残れない1970年代後半、私は9州に勤務していて遠くから本社を見ていたが、売りの現場における活動をどうするべきかという問題に直面していた。
そこで「B自体のマーケティング戦略に問題があるのではないか」「メーカーといえども小売業を知らなければ生き残れない」「小売業を知るには、そのなかに入りこまなければならない」という一途な思いにとりつかれ、本社の常務に個人的に10ページのレポートを提出した。
提出したレポートに対する返事は、「本社で実践してみろ」。
それが、Bの製造小売業化への第1歩となる「YMCA(ヤング・マニア・クリエイティブ・アプローチ)プロジェクト」に参加するきっかけとなったのだ。
いかに粉砕機のタイトルや粉砕機の解説を作れるかがポイントになります。